ジムニーに乗っているんだけど、収納が少なすぎる!
小さい車体で車高も高くて、どこにでも行けてすごく便利なんだけど、物が乗せられないのは致命的。
いい方法を教えて!
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- 天井収納の付け方解説
- カータープの作成など、プラスαの工夫
ジムニーは「車高が高く4WDなので悪路に強い」「小さいのでどんな狭いところにも入っていける」という利点があるため、キャンプなどのアウトドア用の車としても定番。
ただ、私がジムニーに不満を持っていることは「とにかく室内が狭い」ことです。
ジムニー狭すぎ!
荷物置いたら実質2シーターだ!
室内長は170cmに少し届かないくらいしかない・・・
あんまり物が載せられないね。
狭いのでキャンプ用品にありがちな大きなものは積めません。
そこで私は「室内の天井収納」をつけることをお勧めします。
ホームセンターや100均で売っているようなもので簡単に自作でき簡単なので、DIYの第一歩としてもおすすめ。
この記事では「天井収納の付け方解説」「カータープの作成など、プラスαの工夫」をまとめます。
なお、ジムニーの型は僕の愛車であるJB23であることを前提に話しますが、他のモデルでも十分に応用が効くかと思います。
この記事を読めば、簡単にジムニーに天井収納をつけられるようになります。
カスタムの第一歩として、挑戦してみて下さい。
なお、もっと収納を増やしたい方は次の記事もご覧ください。
Contents
ジムニーjb23の天井収納の付け方解説(新型にも応用可能)
まず、上の画像は完成図です。この天井収納の作り方を解説していきます。
このDIYでこだわったポイント
ジムニーの天井収納のDIYはいろんな人がやっていますが、そこで私は思ったことがあります。
イレクターパイプって意外と高くて使いたくない!
穴を拡張するためのドリルなんて持ってない!
こんなバッチリ固定すると、人を乗せたいときに外せなくなくて不便!
そこで私は、「ドリルを使わない」「安価に作る」「簡単に外せる」という部分にこだわりました。
安価に作る
安価に作るために一番のネックは「イレクターパイプ」。
DIYをする人にはお馴染みですが、結構お値段するんですよね。
なので私はイレクターパイプではなく「スペーシアパイプ」を採用しました。
イレクターパイプより2割程度安価に手に入れられます。
表面加工の違いでイレクターよりサビにくかったりしますが、ここでは重視している特徴ではありません。
スペーシアパイプを製造しているスペーシア社のホームページによると、全国のホームセンターでも下の4箇所でしか売っていません。
- ホームセンターコーナン
- ジュンテンドー
- HIヒロセ
- OKホームセンター
ただ、ネット販売でミリ単位で販売されているので、この欠点は容易にクリアできます。
(安く仕上げたいのに送料がかかってしまいますが・・・)
どうしても手に入らない人は、イレクターパイプで大丈夫です。
ドリルを使わない
天井収納をつける際に、パイプジョイントをアシストグリップをつけている部分につけます。
ジムニーのアシストグリップはM6のサイズのねじで固定してあるのですが、イレクターやスペーシアのジョイントは穴が小さくてM6のねじが入りません。
穴を開ける装備なんて持っていないので、L字アングルをM6ねじとジョイント間の橋渡しとして使うことによって解決しました。
簡単に外せる
いくら狭いジムニーとはいえ、後部座席にも人を乗せる機会はあります。
そこでこの天井収納があると本当に邪魔。
後部座席の人は常にかがんでいなければいけません。
私はパイプを取り外し可能な結束バンドでの固定することによって解決しました。
取り付け、取り外しに2,3分しかかかりません。
取り外し不可の結束バンドと比較すると強度は落ちますが、それほど重いものを乗せるわけではないので大丈夫。
自作の貧乏改造に必要な材料
必要な材料は以下の通りです。
- スペーシアパイプ 60cmくらい2本(長さはお好み。60cmは短めサイズです)(後述しますが私は1本を伸縮できるポールに変えています)
- スペーシアパイプ用ジョイントPJ-706 4個
- スペーシアパイプ用キャップPJ-503 4個
- L字アングル4個
- ねじ M4×10 4個
- ワイヤーネット 50cm × 80cm程度
- 取り外し可能な結束バンド
- 滑り止めマット
- 補強用の棒(必要なら)
手に入りにくいスペーシア関係のものはリンクを載せておきますが、ホームセンターで買ったほうがいいでしょう。
下の3つはホームセンターで買えます。
- スペーシア
- L字アングル
- ねじ
そして、以下の4つは100均で揃えられます。
- ワイヤーネット
- 結束バンド
- 滑り止めマット
- 補強用の棒
取り付け方解説
最初に、ワイヤーネットを組んでおきます。
私は縦50cm × 横80cmのワイヤーネットが手に入らなかったので、縦50cm ×横40cmのものを2つくっつけてあります。
そして強化用の棒(画像では白い突っ張り棒です)をつけます。
縦50cm × 横80cmのワイヤーネットがあれば強化用の棒はいらないよ。
ジョイントとL字アングルをねじで取り付けます。
画像の右のように取り付けてください。
これを片側2個なので、両側で計4個作ります。
このように車体とアシストグリップの間にL字アングルを挟み込みます。
アシストグリップは取っちゃっても構いません。
私はアシストグリップの紛失防止に取り付けてあります。
キャップを両端に取り付けたパイプを乗せます。
(写真はスペーシアパイプではなく伸縮可能のポールですが、その理由は後述のカータープを取り付けるためです。右側はスペーシアパイプを取り付けてあります。)
結束バンドで固定し、飛び出た分を処理します。
最後に滑り止めマットを敷いて完成です。
天井とのクリアランスは130mmなので、軽くて長いものや服なんかを雑多に入れたりするのに役立ちます。
カータープの作成など、プラスαのDIY
さらに工夫したい方は、下記の3つがおすすめです。
- スペーシアパイプを1本、伸縮可能なポールに交換してタープを作製した
- S字フックをつけて釣竿を収納可能にしている
- 車内側面にネットをつけて収納をさらにアップさせている
解説していきます。
カータープを作製
左側のスペーシアパイプを伸縮可能なポールにして自作のタープをつけています。
日光が照って暑い日なんかはこれを広げると日陰ができて過ごしやすい。
材料と作り方をまとめます。
カータープの材料
- シャワーカーテン 135cm×150cm (ニトリのものがちょうどいいサイズです)
- 吸盤6個くらい (100均一のものでいいです)
- ロゴス システムロックポール230cm
カータープの作り方
まず、左のスペーシアパイプをシステムロックポールに変えます。
そしてそのポールを伸ばします。
画像は一段階しか伸ばしていませんが、最長で230cmまで伸びます。
吸盤をシャワーカーテンに取り付け、さらにそのカーテンを目一杯まで伸ばしたポールにフックでくっつけます。
あとは吸盤で車体に固定するだけです。
全ての箇所で、このように吸盤で固定してあります。
収納時はこのようにくしゃくしゃにしてシートベルトで固定してあります。
S字フックをつけて釣竿を収納可能にしている
S字フックをつけて釣竿を収納可能にしています。
ジムニー自体大きな車でないので長い竿は積めませんが、短い延べ竿やバスロッドくらいなら問題なく積めます。
車内側面にネットをつけて室内収納量アップ
車内側面にネットをつけて、さらに収納をアップさせています。シートベルトも利用して固定すると崩れ落ちてきたりはほとんどしません。
ネットは以下のものを使っています。
積載量をアップで快適なジムニー生活を楽しんでください!
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工具もドライバーやニッパーくらいしか使わないのでお手軽。
さらに、同じスズキ車はもちろん、他のメーカーの車でも同じようなDIYはできるはずです。
ぜひ挑戦してみてください。
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